こんにちはヒカズキです
人気ブロガーヒトデさんの紹介されていたお薦め本で
マーケティング入門
「ドリルを売るには穴を売れ」
著者:佐藤義則氏
を紹介したいと思います
マーケティングとは売り手の心の中で起きている
買い手がいれば売り手がいる
マーケティングとは私たちが毎日
体験し自然に感じている当たり前の事だが
それを体型的に理解しておく必要がある
自分の経験だけでは不十分で断片化されたままで
戦略として使うことができない
マーケティング理論とは
- ベネフィットー顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲティングー顧客を分けて絞る
- 差別化ー競合より高い価値を提供する
- 4Pー価値を実現するための製品・価格・販路・広告
顧客にとってはどんな価値があって何が欲しいのか
どの顧客にどんな価値を売るのか
実際に買って貰うには
品質、価格、販路、広告はどうするのか
ということになる
これは基本中の基本で理論体系を身につけ
自分が買った、買わなかった経験をその理論で
解釈できるようになればあとは実戦で
どう生かすかになる
1章 ベネフィット
顧客にとっての価値は「ベネフィット」と呼ばれ
本機能ベネフィット(物理的な価値)と
感情的ベネフィット(感情的な価値)に
大別できる
価値の源は人間の欲求であり
「生存欲求」「社会欲求」「自己欲求」
に大別できる
2章 セグメンテーション
求めるベネフィットや価値は顧客によって異なる
「セグメンテーション」で分けてそれぞれの価格を実現する
性や年齢や人口統計と心理的な方法に大別できる
顧客のセグメントのなかで「ターゲットセグメント」を選ぶ
3章 差別化
競合にない価値を提供して差別化
その方法は「手軽軸」「商品軸」「密着軸」の3つ
手軽軸は安く便利に提供する
商品軸は最高品質の製品やサービスなど
密着軸は顧客のニーズに応える
買い手からどれも普通ではだれからも選ばれない
どれも平均以上は必須条件だがどれか差別化
できるものがなければならない
4章 4P
顧客に「価値を提供して対価をいただくこと」を
実現させる4P
4Pは「製品・サービス」「広告・販促」「販路・チャンネル」「価格」の頭文字
「広告・販促」で価格を伝え、
「販路・チャンネル」で価格を届け
「製品・サービス」が価格を実現し
「価格」で対価を得る
提供する価格、ターゲット顧客、差別化戦略、4Pの
すべてが美しく整合するのがよいマーケティング
一貫していなければ「誤り」つまり「売れない」
重要なのは
各要素間の流れるような美しさや一貫性
感想
新人の若い女性がイタリアンレストランの
傾いた経営をどうしたら立て直せるか
教育されながらマーケティングの理論を
駆使して上層部のプレゼンに挑む
マーケティング初心者に
物語を各章ごとに入れながらわかりやすく説明していく
とてもわくわくする内容で面白く
細かい描写も描かれていて
状況がとても分かりやすくて
あっという間に読んでしまえる本でした
この本の内容は特に目新しいことではないが
いつも普段から考えていることを
理論立てていないので使えなかった
この機会にマーケティングのことも
勉強し使えるようにしていきたい
コメント