30年走ってきて初めて感じた“老い”。二度の転倒とストレスが教えてくれたこと

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57歳。
これまで当たり前のようにできていたことが、少しずつ変わり始めている。
ランニング中の転倒、ストレスで重くなる胃、介護と仕事のはざまで揺れる心。
この冬、体と心が同時に「立ち止まれ」と言っているように感じた。

去年11月、ランニング中に激しく転んだ。
軽く流していただけなのに、気づいたときには顔面からアスファルトに落ちていた。
ほほと顎を叩きつけられた衝撃は、まるで映画のワンシーンのようで、
30年走ってきた中でも記憶にないほどの転倒だった。

これまで転んでも受け身でかすり傷程度で済んでいた。
そもそも、ほとんど転ばない。
それなのに、あの日だけは違った。

そして年が明けた1月2日、また転んだ。
今度は手をついて顔は守れたが、手のひらの肉が少しえぐれるほどの怪我だった。
二度続いた転倒に、初めて「老い」というものをはっきり意識した。

健康にも運動にも自信があった。
それなのに、転倒が続き、ストレスがかかると胃が重くなる。
こんなふうに体が症状として反応したことは、これまで一度もなかった。

「このままいくと、本当に体を壊すかもしれない」

弱った体と精神に、さらに不安が重なった。

実家に行けば、母は自分の話ばかりだった。
以前からそうだ。顔を合わせるたびに、父の長年の行いへの不満を延々と聞かされる。
孫が訪ねても同じらしい。

そんな母に、会社を辞めると上司に伝えたことを話した。
ようやく、母も状況を理解したようだった。

57歳。
体も心も、これまでとは違うサインを出し始めている。
それでも、これを“終わり”ではなく、
「これからの生き方を見直すタイミングなのかもしれない」
そう思い始めている。

年齢を重ねると、体も心も静かに変化していく。
その変化は、ある日突然「転倒」や「不調」として姿を見せることがある。

無理をしないこと。
立ち止まること。
そして、自分の生き方を見直すこと。

57歳の冬に起きた二度の転倒は、
私にとって“これからの人生を整えるためのサイン”だったのかもしれない。

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