57歳。 まだ退職はしていないが、私は静かに決意を固めつつある。
昨年の年収は1,020万円。 数字だけ見れば順調なキャリアに見えるかもしれない。 けれど、私の心の中では、静かに変化が始まっていた。
■ 仕事に人生を奪われていく感覚
長く働き続ける中で、仕事量は増え、責任は重くなり、 自分の時間は少しずつ削られていった。
朝起きてから夜眠るまで、 「仕事のために生きている」ような日々。
このままでは、心も体も壊れてしまう。 そんな危機感が、静かに積もっていった。
■ 家族:母の生活を支える役割
父の介護と看取りを経験し、 今は母の病院の付き添いや郵便物の確認、支払いの管理など、 日常の細かな部分をサポートしている。
まだ毎日つきっきりではない。 ただ、こうした小さなサインは、これからの変化を静かに教えてくれる。
「今はまだ大丈夫。でも、いつか必ず必要になる日が来る」
母と過ごせる時間は無限ではない。 だからこそ、今のうちにできることを丁寧にしておきたいと思った。
■ 健康:走る時間さえ奪われていく
私は毎日10km走る習慣を大切にしてきた。 走ることで心が整い、体が整い、自分を取り戻す時間になっていた。
しかし、仕事の負荷が増えるにつれ、 その大切な時間さえ奪われていく感覚があった。
■ お金:働き方を選べる自由を手に入れた
長年の積み上げによって、 私は会社にしがみつかなくてもよい資産を築くことができた。
昨年は投資の利益だけで所得を上回った。 これは贅沢をするための数字ではない。
“働き方を選べる自由”を手に入れたということだ。
その自由を、私は「自分の人生を取り戻すため」に使いたいと思った。
■ 退職後にやりたいこと
退職後にやりたいことは、はっきりしている。
- FP2級と簿記2級の勉強
- 投資の知識を深める
- 毎日10km走る
- 母の生活を丁寧に支える
- そして——ブログを書くこと
これまで200記事を書いてきた。 文章を書く時間は、私にとって特別なものだ。
静かに机に向かい、自分の考えを言葉にしていく。 その積み重ねが、私の人生を豊かにしてくれる。
■ 57歳は“終わり”ではなく“始まり”
57歳は、終わりではない。 むしろ、ここからが本当のスタートだと思っている。
お金のために働くのではなく、 自分の人生のために時間を使う。
家族を大切にし、健康を守り、 学び、走り、書き、積み上げていく。
そうした生き方の方が、今の私にはしっくりくる。
だから私は、退職を“選べる状態”を整えた。
静かに、しかし確かな決意を持って。

マルプーとの散歩。
忙しさに追われる日々の中で、私が自分を取り戻せる大切な時間。

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