こんにちはヒカズキです。
投資初心者はいろいろ情報や考え方の勉強をした方がいいです。
今回はBコミこと坂本慎太郎さんの書籍
「もうお金で悩まない!!
初心者でもできる ポートフォリオ投資」を紹介します。
1章 今すぐ資産運用を始めよう!!
老後2,000万円の問題について
老後は2,000万円なければ困ります。
資産運用に踏み出すことを勧めています。
年金では月5万円ほど足りなくなることがシュミレーションできる。
95才まで生きるとしたら、ざっくり2,000万円の取り崩しが必要となる。
まずどれくらいの金額、いつまでに資産を増やしたいのか定める
長期投資で資産運用していくのがスタンダード
投資というとデイトレーダーを想像する人も多いと思いますが、あれは投機です。
今回の説明は投資です。
次にどんな商品を買えばよいかで一歩踏み出せる。
ただし銀行窓口などで投資信託や債券の営業をされたり、
無料FPに運用型生命保険を勧められたりしますが彼らは顧客に買って貰うことによって
インセンティブが発生するという構造は理解しておきましょう。
それからファンドマネージャーやロボットアドバイザーに判断を委ねて自分で考えていないと
自分資産が目減りしても理由がわかりません。
ファンダメンタルズ分析などをして自分なりに判断しておくと損失が出た場合でも理由がわかり
PDCAを回し同じ状況になったとき活かすことができる。
2章 資産運用の「正解」を教えます
目標を設定できれば手法は逆算できる。
長期になればなるほど損失リスクを下げつつ、ゆっくりと資産を増やすことができる
・複利で増やす
複利を利用すると雪だるましきに増え、投資できる期間が長ければ長いほど複利の力を活かせます。
ヒカズキの計算ですが
100万円を年利4%で運用した場合
単利 10年後は140万円 40年後は260万円ですが
複利 10年後は148万円 40年後は480万円です。
このように長期で高額なればなるほど格差は広がります。
・ドルコスト平均法
毎月定額で投資すると株価が高いとき(割りが悪いとき)は少なく買い
低いときは(割りが悪いとき)は多く買うことが自動的にできています。
一括で資金を投入しするとキャピタルゲインが下がると差益はマイナスですが
ドルコスト平均法で積み立てで運用すると
値動きの変動によって評価格は利益が出ている場合すらあります。
ドルコスト平均法+複利を使った運用をすれば効果は更にあがります。
投資にはキャピタルゲイン(金融商品の価格差)と
インカムゲイン(企業が株主に出す配当金)あります。
キャピタルゲインはハイリスク、ハイリターン
インカムゲイン狙いで安定した運用を目指し
最低金利2%を確保しつつ、年利5%を目指します。
ポートフォリオを組むときは「分散投資」をしてリスク分散して
資産全体トータルで勝つようにします。
3章 運用する商品は「利回り」を重視して選ぶ
高配当額は配当額ではなく配当利回りを基準にして考える。
ある程度利回りの高い銘柄にいくつか目標を付けたら
ツールを使って業績の安定性や配当についてスクリーニングし買う銘柄を絞り込んだ方がよい
国内株は
- 構成銘柄は内需株中心
- セクターの偏りを避ける(銘柄をわけるだけでは分散投資にならない)
海外株式も同様に配当ねらい
グローバル展開している大手企業の株を買うのが基本となる。
債券は
「資産運用の王道」満期まで保有すれば元本と利子が貰えます。
REITは
不動産投資信託証券の略で投資家から集めた資金で専門業者が不動産投資を行い、
賃貸収入や不動産の売買益を原資として、投資家は配当をもらえる金融商品のことです。
インフラファンド
発電で得た売電収入から分配金を受け取るという仕組みです。
4章 逆ピラミッド型ポートフォリオで安定した運用を目指す
資産運用に関しては単純なシュミレーションというより
本人が今後の人生をどのように進めていくかという部分に紐ずいているため
結論をだすことが難しい。あくまで「軸」になる考えを出しただけです。
リスクを取って利回りを上げたい場合
→日本株、外国株などキャピタルゲインを狙える商品を組み込む
安全に運用したい場合
→高配当株、REIT、債券などの割合を増やして積み立てる
日々経済状況を深堀しながらポートフォリオを調整し資産運用をする。
5章 ポートフォリオの組み方を5つのタイプ別に説明
Bコミさんが代表する年代の資産運用に方法のアドバイスをされています。
ヒカズキの感想
資産運用は本人が目標を設定し情報を収集してポートフォリオを調整することが重要
軸となるアドバイスはできても踏み込んだ運用は本人が決断しなくてはならない。
長期投資でリスクを抑えた投資が基本となり、なるべく早く若いうちに資産運用しておくと効果的
だが年をとっても資産運用していないと資産が目減りしてしまうので自分にあった投資方法を
自分で設定する。
この書籍は投資を踏み出そうとしている初心者が読んでおきたい一冊です。
色いろな情報を取り入れてどれがベストの考えか日頃から勉強してチャンスに備えていきましょう。
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