こんにちはヒカズキです
夢をかなえるゾウ0
ガネーシャと夢を食べるバク
著者 水野 敬也 氏
やりたいことがないとき自分を見失っていませか?
そんなときに読んで
この本の中にある課題を実行してみるといいと思います
500ページ以上あって読み応えがあります
内容
平凡で夢もなく自分をなくし自信が持てない若者を
題材にして神であるガネーシャが降臨し
歴史に名を残す偉大な人物に育て上げる
設定になっている
気が弱く自信が持てない若手社員が上司に
パワハラを受け
会社を辞めることもできない
これでは囚人と同じ
まずは苦しさを訴えることから始めさせる
会社は一旦辞めるがガネーシャはまた
会社に送り込む
パワハラを振るう上司、会社と対峙し
言いくるめられそうになるが
反論して立派に会社を退社する
子供のころから親、周りを喜ばせよう
安心させようと思い育ち
まずまずの学歴、会社に入りレールに乗り
自分というものがなくなってしまったことに
気付かない
課題を通して自分を取り戻していく
- 日の出を見る
- 好きな匂い、物、人、場所を見つける
- やりたくない依頼を断る
- 自分の欠点や弱さを告白する
- 生活に「初めて」を取り入れる
- 自分の感情・感覚を丁寧に観察する
- 実物を見る
- 過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
- 興味を持ったことを一歩深める
- インターネットを一日断つ
- 自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
- 虫の役割を知り、大事にする
- 名作を鑑賞する
- やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
- 怒りの気持ちを伝える
- 苦手な人の信念を読み取る
- 自分と違う分野・文化の人と話す
- 仮体験する
- 欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
- 自分と同じ痛みを持つ人を助ける
- 誰かの「ありのまま」を愛する
システム的にまとめられ具体的に行動しやすい
ここだけみればいいようにも思えるが
上司のありがたいお言葉と変わらなく思える
やはり初めから読むと
ユーモアーを加え ガネーシャ、バク(ガネーシャのペット)
のやさしさに触れすんなりと入ってくる
ガネーシャは親愛なるものに
べとべとになるまで舐めあうなど
愛情の深さの表現がされて
関西弁で話すガネーシャの親しみやすさも出ている
また若者を救うことで
ガネーシャ自身も父のシヴァと
わだかまりを解くことできた
本物の夢は自分と同じ痛みを持つ他者を救うこと
他者を救うことで自分を救う
自分のエゴと自分と同じ境遇の他者を救うことを
通して自分を救いたい
自分と他者の境界線がなくなったとき
できることの範囲も無限になる
本物の夢を持ったとき人は自分の『最高』を
引き出すことができる
歴史に名を残す偉人も弱い普通の人で
むしろ弱いところを強みに替えている
自分自身を発揮せずに
偉業を成し遂げた人はいない
他、気付いたことは若者には名前がない
自分、君、お前、夢なし芳一など
読者自身を若者にみたてるようにしているのかもしれない
誰でも身に覚えがあることだと思うので
夢をかなえたい、自信が持てない時は
ぜひ読んでみたらいいと思います
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